脳梗塞

歯周病菌は血液中に入り込むと、血液を凝固させてしまい、血流に障害を及ぼします。
歯周病が重症であればある程、歯周病菌が血液に入り込みやすくなり、脳梗塞のリスクも高まります。

骨粗しょう症

歯周病の進行に伴い、歯を支える歯槽骨が破壊され、歯が支えられなくなり、最終的には歯が抜け落ちます。骨粗しょう症の方はお口周りの骨量も少ない傾向がある為、歯周病には要注意です。

心疾患

歯周病原菌が血液中に入り込むと動脈硬化を引き起こし、心臓の血管を詰まらせてしまいます。その結果、狭心症や心筋梗塞を発症させる危険性があります。

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎の原因の細菌として嫌気性菌・口腔常在菌が考えられ、その多くが歯周病菌と言われています。歯周病菌を含んだ唾液が器官に入り込むと誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

メタボリックシンドローム

歯周病菌には血糖値を上昇させる要素があり、肥満を進行させてしまう可能性があります。肥満が進行してしまう前に歯科医院にて歯周病の予防を行いましょう。

低体重児出産

妊娠中にはホルモンバランスが乱れ、歯周病になりやすくなります。歯周病にかかっている妊婦さんは早産・低体重出産のリスクが高い傾向がありますので注意が必要です。